金子晉とは? わかりやすく解説

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金子晉

金子晉の俳句

いちじゆくやプラットホームも夢の端
うつつなの二夜や餅の埃せる
おととひの轍も蓬立ちにけり
からたちの垣根や鶏の毟られし
どくだみの花へ逃げきて紅潮す
みやこなる橋の手垢や燕子花
わが肩に肢のよぢれをもどす蝶
バザールの絹旅人の爪がたつ
三日見ずて頬白の死ぬ畳
戦ぐ水我は脱皮して蝮
捨てたあの思ひが蛞蝓で干ぶ
旅人われあやめや咲きぬ灰の中
春疾風母者の蓙を持ちあげし
朝戸出の臑を切りたる菖蒲かな
朴の下のひとりの老女すでに嵐
柊や今夢さめて跨ぐ溝
煮詰まるこの夢ざれのひじきかな
白桃やわが死を待ちて濡縁あり
秋の墓昼辨当を使ひけり
老人や鳥を埋めて十日経つ
蒔かぬのに生えているのは罌粟らしい
蟬なぜに僕に激突して死ぬの
蟬貌をもて夕刻のながきかな
蹲跼や葉蘭に僧のひとり死ぬ
逃げてここ落葉の谷に蹲る
馬肉より闌けし春夜が天井に
鳥骨となるに七日の日和かな
 

金子晉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 07:46 UTC 版)

金子 晉(かねこ しん、1932年 - )は俳人、古代史研究家。本名は晉(すすむ)。




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