金 潤とは? わかりやすく解説

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金潤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/06 07:35 UTC 版)

金 潤
各種表記
ハングル 김 윤
漢字 金 潤
発音 キム・ユン
日本語読み: きん じゅん
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金 柱聖
各種表記
ハングル 김 주성
漢字 金 柱聖
発音 キム・ジュソン
日本語読み: きん ちゅうせい
ローマ字 Kim Ju-seong
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金 潤(キム・ユン、: 김 윤1963年 -[1])は、大韓民国の作家、脱北者。元在日朝鮮人3世。作家活動および講演や取材においては、主に金 柱聖(キム・ジュソン、: 김 주성)のペンネームで活動している。

経歴

兵庫県出身[2]1976年、中学1年の時に[3]祖父と共に在日朝鮮人の帰還事業で北朝鮮に渡り、北朝鮮国内の師範大学を卒業後、大学講師を経て[4]朝鮮文学芸術総同盟傘下の朝鮮作家同盟に所属する作家として活動、党の宣伝を含んださまざまな作品を発表した[5]。のちに国家科学院情報科学通報室などでも勤務している[4]2009年に脱北し、大韓民国籍を取得[4][5]。 サイバー韓国外国語大学日本語学科卒業、北韓大学院大学校社会文化統一修士課程修了ののち、北韓亡命作家センター事務局長を歴任[4]

著作

書籍

  • 金 柱聖『跳べない蛙 北朝鮮「洗脳文学」の実体』双葉社、2018年4月。ISBN 9784575313512 
  • 김 주성『한국이 낮설어질 때 서점에 갑니다』아크로스출판그룹、2019年11月27日。 ISBN 9791190030267 

論文

  • 「北朝鮮階級政策の特徴と社会構成変遷過程」『海外事情 = Journal of world affairs』第62巻第9号。 

出演

テレビ番組

  • 日曜スクープ (2019年12月8日、BS朝日)
  • 日曜スクープ (2023年3月19日、BS朝日)

インターネット番組

脚注

  1. ^ Malene Jensen (2024年3月27日). “Han fik forbud mod at skrive bøger on trekantsdramaer og 'kapitalistisk kærlighed'”. POLITIKEN: p. 2 
  2. ^ 脱北男性「無断で実名記事」と産経新聞に抗議”. 朝日新聞デジタル (2009年9月12日). 2025年3月26日閲覧。
  3. ^ 「金正恩氏が鶴橋でお好み焼きを食べる日が来たら…」脱北者が語った“夢””. ABEMA TIMES. 2025年3月25日閲覧。
  4. ^ a b c d 金柱聖 2018, 著者プロフィール.
  5. ^ a b 김주성 2019, 著者プロフィール.

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