野島久雄とは? わかりやすく解説

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野島久雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/26 01:42 UTC 版)

野島 久雄(のじま ひさお、1956年[1] - 2011年12月21日)は、日本の認知科学者。専門は認知科学認知心理学[2]。博士(情報科学)[2]

1956年埼玉県浦和市(現・さいたま市)に生まれる[1]1979年東京大学文学部卒業。1983年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了[1]NTT基礎研究所勤務を経て[1]2005年から成城大学社会イノベーション学部教授[1]。2007年からは、人材育成と教育協議会会長を務めた[1]

1995年、日本認知科学会論文賞受賞[2]

2011年12月21日、直腸がんのため、死去。死後、日本認知科学会に野島久雄賞が設立された[3]

著書

  • 『誰のためのデザイン?』(Donald A. Norman著、新曜社、1990年)
  • 『女の能力、男の能力』(Doreen Kimura著、新曜社、2001年、共訳)
  • 『方向オンチの科学』(講談社、2001年、共著)
  • 『人が学ぶということ』(北樹出版、2003年、共著)
  • 『<家の中>を認知科学する』 (新曜社、2004年、共著)
  • 『服従実験とは何だったのか』 (Thomas Blass著、誠信書房、2008年、共訳)

共編著

  • 『人が学ぶということ 認知学習論からの視点』今井むつみ,野島久雄共著、北樹出版 2003年
  • 『新 人が学ぶということ 認知学習論からの視点』今井むつみ,岡田浩之,野島久雄共著、北樹出版、2012年

出典

  1. ^ a b c d e f 新垣紀子「野島久雄さんの足跡」『認知科学』第19巻第2号、日本認知科学会、2012年、142-143頁、doi:10.11225/jcss.19.142 
  2. ^ a b c ICC | 野島久雄”. NTT インターコミュニケーション・センター [ICC]. 2024年10月26日閲覧。
  3. ^ 【学会賞】野島久雄賞”. 日本認知科学会. 2024年10月26日閲覧。

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