野口存彌とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 野口存彌の意味・解説 

野口存彌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/18 13:45 UTC 版)

野口 存彌(のぐち のぶや、1931年8月27日[1] - 2015年12月5日[2])は、児童文学文芸評論家。父は野口雨情。文芸誌「群系」創刊同人。

経歴

東京府北多摩郡武蔵野町(現武蔵野市)生まれ。父・雨情の病気療養と疎開のため栃木県河内郡姿川村(現・宇都宮市)に引っ越し、栃木県立宇都宮高等学校卒業後[3]、1954年早稲田大学第一文学部仏文科卒。55年金の星社に入り、57年財団法人大蔵財務協会に勤務。のち武蔵野女子大学客員教授。同人誌「群系」創刊同人。2012年12月、長年の執筆活動により、第一回群系賞を受賞。墓所は小平霊園

著書

  • 『父野口雨情 青春と詩への旅』筑波書房 1980
  • 『野口雨情 詩と人と時代』未来社 1986
  • 沖野岩三郎』踏青社 1989
  • 『異形の男』踏青社 1990
  • 『大正児童文学 近代日本の青い窓』踏青社 1994
  • 『子供たち少年たち』武蔵野書房 1996
  • 『文学の遠近法』武蔵野書房 2004
  • 『詩的近代の生成 明治の詩と詩人たち』踏青社 2007
  • 太宰治・現代文学の地平線』踏青社 2009

編著

  • 『野口雨情回想と研究』編 あい書林 1982
  • 『内藤鋠策 人と作品』編 あい書林 1986
  • 『定本野口雨情 補巻 (補遺・書簡)』編 未来社 1996
  • 『野口雨情 郷愁の詩とわが生涯の真実』編 日本図書センター 人間の記録 2010

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『群系』第36号「追悼・野口存彌」
  3. ^ 小島延介『詩人・野口雨情 ここにて眠る』宇都宮市明保地区明るいまちづくり協議会、2016年1月、1, 7頁。 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「野口存彌」の関連用語

野口存彌のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



野口存彌のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの野口存彌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS