重量物船
プラント部品や大型建設機械、新幹線など、ひとつの貨物の重量が30トンを超えるような重量物を専門に運ぶ船です。船倉はボックスシェープ型(突起物の少ない大きな箱型のスペース)と幅広のハッチ(貨物の出し入れのための甲板上の開口)を採用、さらに、強固で移動可能な仕切りで船倉を上下に区切ることができるなど、大きな貨物や長尺貨物などあらゆる貨物に対応できるように配慮された構造が特徴です。船倉内に入らない大きな貨物は甲板上に積んで運ぶので、甲板も強固に建造されています。また、重い貨物を自力で積み下ろせるよう、強力なクレーンを備えています。荷役中に船体が大きく傾斜するのを防ぐために、両舷に大容量のバラストタンクが設置されているのも特徴です。 |
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