重装の駱駝騎兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 01:48 UTC 版)
重装の駱駝騎兵にはローマ帝国と戦ったパルミラの駱駝騎兵がおり、これは騎手とともに駱駝にも装甲を施したカタフラクトであったが、重装であるが故に機動性は大きく失われる。この場合は武器は槍や細長い剣が主であり、馬に騎乗した他のカタフラクトを援護する戦い方が主だった。こうしたパルミラのカタフラクトによる突撃は歩兵主体のレギオンを苦しめ、ローマ軍はこれへの対策としてまきびしを使用した。砂漠にあって目立たないまきびしはカタフラクト、特に足の裏の広いラクダには効果的であり、突撃による威力を大幅に削ぐことができた。
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