配偶子の形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 06:13 UTC 版)
配偶子は接合して接合子を生じるので、配偶子の染色体数は接合子の染色体数の半分である。動物では、ごくわずかの例外を除き、卵と精子の接合(受精)によって生じた受精卵は、体細胞分裂によって発生、分化、成長し、ふたたび配偶子を作る事になる。そのため、配偶子を形成する際に、染色体数を半減するような分裂を行う。これを減数分裂という。陸上植物(コケ・シダ・種子植物)では、減数分裂によって配偶子ではなく、胞子が形成される。胞子は単独で成長して配偶体を形成し、配偶体内で体細胞分裂によって配偶子がつくられることになる。
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