鄭銀敬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 08:04 UTC 版)
鄭 銀敬[1]
정은경[1]
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生年月日 | 1965年 |
出身校 | 全南女子高等学校[1] ソウル大学校医学部[1] |
称号 | ソウル大学校修士[1] ソウル大学校博士(予防医学)[1] |
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在任期間 | 2017年7月26日 - 2020年9月11日 |
疾病管理庁長
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在任期間 | 2020年9月12日 - 2022年5月17日 |
鄭 銀敬(朝鮮語: 정은경、チョン・ウンギョン、1965年 - )は、大韓民国の官僚、政治家(保健福祉部長官)。ソウル大学医学部卒[2]。
保健福祉部救急医療課長、保健福祉部疾病管理本部慢性疾患管理課長、同疾病予防センター長、同緊急事態センター長を経て[1]、2017年7月26日より疾病管理本部長[3]。
新型コロナウイルス感染症 (2019年)国内患者発生を受け、2020年1月20日中央防疫対策本部が設置され[4]本部長を兼任、連日記者会見に臨んだ[5]。
2020年9月12日、韓国政府は中央防疫対策本部を庁に昇格させ、疾病管理庁を新しく発足させた。鄭はそこの初代長官となった[6][7][8]。
2020年11月、BBCが発表した「ことしの女性100人」の一人に、鄭が選ばれた[9]。
2020年12月2日、鄭は肩を骨折し、入院したことが明らかとなった。就寝中に寝台から落ちた事が原因とされる[8]。
2025年4月30日、韓国の大統領選挙において、共に民主党の総括選対委員長に就任した[10]。大統領選の李在明の当選後は、新政権の保健福祉部長官の有力候補とされていた。しかし、党の調査にて、韓国のコロナ禍の期間中、鄭の夫が、コロナの検査キットやマスクの製造に関する会社の株を購入していたことが発覚。さらに、鄭が党に提出した釈明書と、実際の利益には大きな開きがあったころから、党は鄭の長官採用を見送ったという[2]。しかし、2025年6月29日、李在明大統領により保健福祉部長官に指名され[11]、2025年7月22日に就任した[12]。
脚注
- ^ a b c d e f g “질병관리본부장 정은경” (朝鮮語). 疾病管理本部. 2020年5月11日閲覧。
- ^ a b “「K防疫の司令塔」保健相候補・鄭銀敬、夫は新型コロナ関連株で大もうけしていた【独自】”. 朝鮮日報. (2025年6月21日). オリジナルの2025年6月21日時点におけるアーカイブ。 2025年6月21日閲覧。
- ^ “韓国、コロナ拡大で防疫強化 飲食店の反発も”. 産経ニュース (2021年12月16日). 2021年12月16日閲覧。
- ^ “新型肺炎患者確認 感染症警報レベルを引き上げ=韓国” (朝鮮語). 聯合ニュース (2020年1月20日). 2020年5月11日閲覧。
- ^ “新型コロナ最前線で奮闘の本部長「冷静に落ち着いて対応する」”. 文化体育観光部 (2020年4月29日). 2020年5月11日閲覧。
- ^ “疾病庁に昇格、感染症対応に画期的な進展”. 東亜日報. (2020年8月20日) 2020年12月9日閲覧。
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ “韓国、疾病管理庁発足へ 感染症対策で態勢強化”. 時事通信社. (2020年9月8日) 2020年12月9日閲覧。
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ a b “韓国疾病管理庁長、肩の骨折で入院…就寝中にベッドから転落”. 中央日報. (2020年12月3日) 2020年12月9日閲覧。
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ “BBC「ことしの女性100人」に鄭銀敬疾病管理庁長が選ばれる”. 韓国放送公社. (2020年11月25日) 2020年12月9日閲覧。
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ “コロナと戦った鄭銀敬氏 最大野党の選対委員長に”. 聯合ニュース. (2025年4月30日) 2025年6月21日閲覧。
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ 엄지원 (2025年6月29日). “법무 정성호·기재 구윤철·행안 윤호중…정치인 8명째 내각 합류” (朝鮮語). 한겨레. 2025年6月30日閲覧。
- ^ “정은경 복지부 장관 취임 일성 “국민중심 의료개혁 추진할 것””. 조선일보 (2025年7月22日). 2025年7月24日閲覧。
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