適用部位による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 00:14 UTC 版)
肛門坐剤 痔疾用など局所作用を目的するものと、解熱鎮痛消炎剤のように全身作用を目的とするものがある。形状は、挿入しやすい紡錘形のものが多く、重量1 - 3グラム、長さ3 - 4センチメートルほどである。 膣坐剤 トリコモナスやカンジダ症の治療など局所効果を目的とするものと、プロゲステロンなどの経口投与では分解されやすい黄体ホルモン製剤がある。形状は、過去には卵形の大きなものもあったが、現在流通しているものは肛門坐剤と変わらない形状のものが多い。 尿道坐剤 MUSE(Medical Urethra System)医療用尿道システムと呼ばれ、アルプロスタジルを主成分とするED治療薬がある。バイアグラなどの内服薬で効果が無い場合に使用される。日本では未承認薬で販売されていない。
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