適正供給電力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 21:35 UTC 版)
(6)式から、得られる熱伝導率の値は熱線への供給電力の大きさには無関係なはずであるが、供給電力が小さすぎると熱線自身の温度を高めるために電力が消費され、見掛けの熱伝導率は高くなるので適正な供給電力を選ばなければならない。 供給電力量の適正範囲は、後述する試料保持温度の変動にも関係するので、 t2がt1の10倍、すなわち0.5~5分の間に熱線温度が5~10℃になるような電力量を選べば、±5%の誤差内の測定値が得られる。
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