過渡解とは? わかりやすく解説

過渡解

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/26 13:05 UTC 版)

M/M/1 待ち行列」の記事における「過渡解」の解説

M/M/1 待ち行列がある時刻特定の状態にあったとき、時刻 t に依存する確率質量関数書き下すことができる。初期状態を i とし、時刻 t に状態 k にある確率pk(t) とすると、以下を得る。 p k ( t ) = e − ( λ + μ ) t [ ρ k − i 2 I k − i ( a t ) + ρ k − i − 1 2 I k + i + 1 ( a t ) + ( 1 − ρ ) ρ k ∑ j = k + i + 2 ∞ ρ − j / 2 I j ( a t ) ] {\displaystyle p_{k}(t)=e^{-(\lambda +\mu )t}\left[\rho ^{\frac {k-i}{2}}I_{k-i}(at)+\rho ^{\frac {k-i-1}{2}}I_{k+i+1}(at)+(1-\rho )\rho ^{k}\sum _{j=k+i+2}^{\infty }\rho ^{-j/2}I_{j}(at)\right]} ここで、 ρ = λ / μ {\displaystyle \rho =\lambda /\mu } , a = 2 λ μ {\displaystyle a=2{\sqrt {\lambda \mu }}} とし、 Ik第一種変形ベッセル関数とする。過渡解のモーメント二つ単調関数の和として書くことができる。

※この「過渡解」の解説は、「M/M/1 待ち行列」の解説の一部です。
「過渡解」を含む「M/M/1 待ち行列」の記事については、「M/M/1 待ち行列」の概要を参照ください。

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