通天

デジタル大辞泉

つう‐てん【通天】

読み方：つうてん

１ 天に届くこと。また、それほど高いこと。

「太平の空気を、—に呼吸して憚らない」〈漱石・三四郎〉

２ カエデの一種。通天橋付近のものが有名なところからの称。

３ 江戸時代の歌舞伎劇場で、橋懸かりの上部に設けられた張り出しの2階桟敷。

「通天橋」の略。

経穴辞典

通天 （つうてん）

曲差穴の後３寸５分、承光穴の後１寸５分
→Bladder Meridian

植物名辞典

通天

読み方：ツウテン（ｔｓｕｕｔｅｎ）

トウカエデの別称

隠語大辞典

通天

読み方：とんてん

1. 一般衣服。〔支那人隠語〕
2. 一般衣服を云ふ。

分類 支那人

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「通天」の例文・使い方・用例・文例

• 通天という,芝居小屋の張出し桟敷
• この像は，初代通天閣の開業から100周年を記念して新調された。