返信用封筒の宛名に書き添える行と宛の違いと使い分け方
相手方に送る郵送物の宛名には、一般的に「様」や「殿」の字が書き添えられる。この「様」と「殿」には、特に意味の違いも使い分ける基準もなく、どちらを使っても等しく適切である。「行」「宛」の違い(が特にないということ)は、この「様」と「殿」の関係とほぼ等しい。
「様」や「殿」は相手に対する敬称であり、返信用の自分宛ての封筒に書き添えることはできない。相手に送る郵送物に「行」や「宛」は、あえて相手に敬意を示さない意図があるならば使えないこともない。
なお、郵送物を送る相手が個人でなく組織・部署である場合は、「様」でも「殿」でもなく「御中」が適切とされる。
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