近江兄弟社小学校とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 近江兄弟社小学校の意味・解説 

近江兄弟社小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/13 05:34 UTC 版)

近江兄弟社小学校
北緯35度08分26秒 東経136度05分44秒 / 北緯35.140667度 東経136.095583度 / 35.140667; 136.095583座標: 北緯35度08分26秒 東経136度05分44秒 / 北緯35.140667度 東経136.095583度 / 35.140667; 136.095583
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人ヴォーリズ学園
校訓 地の塩・世の光
設立年月日 1947年(昭和22年)8月31日[1]
創立者 W.M.ヴォーリズ、一柳満喜子
閉校年月日 2023年(令和5年)3月
共学・別学 男女共学
小中高一貫教育 連携型
学期 3学期制
学校コード B125320400013
所在地 523-0817
外部リンク 小学校公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

近江兄弟社小学校(おうみきょうだいしゃしょうがっこう)は、滋賀県近江八幡市に所在したプロテスタントキリスト教主義の私立小学校(連携型小中高一貫校)。設置者は学校法人ヴォーリズ学園で、学園創立者はウィリアム・メレル・ヴォーリズ華族の令嬢で教育者一柳満喜子夫人。

近江兄弟社幼稚園近江兄弟社中学校・高等学校も長い歴史を持ち、滋賀県内で国公立を含めて、幼稚園・小学校~高校まで通うことができる唯一の存在であった。また、県内唯一の私立小学校として長い歴史を誇っていた。

開校当初は戦後教育のモデル校として、公立学校の関係者が視察を訪れたり、異学年との交流活動を行う「ホーム制」を取り入れた[2]

沿革

  • 1947年 - 近江兄弟社中学校とともに設立される[3]
  • 2014年 - 浅小井に移転[3]
  • 2018年 - 2018年度(平成30年度)以降の児童の募集を停止する。[4]
  • 2023年3月 - 最後の在校生卒業。廃校[5][6]

行事

入学式花の日礼拝・琵琶湖一周サイクリング・運動会修学旅行クリスマス礼拝

進学

併設の近江兄弟社中学校への内部進学制度はないが、毎年卒業生の半数程度が同中学へ進学をしていた。

特色

5年生を対象に春休みに短期留学を行っていた。

キャンパスの環境

小学校・中学・高校の校舎と隣接して、前庭が広がり、戦前にヘレン・ケラーが来校して講演を行った教育会館や、旧幼稚園舎のハイド記念館(ともに国の登録有形文化財)が建ち、古きよき戦前のキャンパスを感じることができる。

交通

同学園は近江鉄道バスとの特別契約を交わしており、朝夕の通学時間帯に限り近江八幡駅・学園前間での直行便を通常便と合わせて運行している。

卒業生

関連項目

脚注

  1. ^ 全国学校教育振興会 編 編『学校年鑑 1959』山陽社、1958年、860頁。 
  2. ^ ファイナルアクセスホームページ
  3. ^ a b ヴォーリズ学園沿革”. 2023年5月16日閲覧。
  4. ^ “近江兄弟社小、新入生募集停止へ 戦後教育のモデル”. 毎日新聞. (2016年12月8日). https://mainichi.jp/articles/20161209/k00/00e/040/196000c 2023年5月16日閲覧。 
  5. ^ 「小学校ありがとう一言メッセージ」『ヴァーリス学園同窓会会報「神の国」』第50号、ヴァーリス学園、2023年3月1日、9頁。 
  6. ^ 令和4年度第1回 滋賀県私立学校審議会の開催結果概要” (2023年3月23日). 2023年5月16日閲覧。

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「近江兄弟社小学校」の関連用語

近江兄弟社小学校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



近江兄弟社小学校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの近江兄弟社小学校 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS