足袋の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 14:36 UTC 版)
足袋は甲と底に分けられ、甲はさらに親指側の内甲と4本指が入る外甲に分かれている。 足袋の留め具も紐、ボタン、こはぜと変化した。 初期の足袋は足首部分に紐が縫い付けてあり、紐を結ぶことで脱げ落ちないように留めていた。さらに木綿製足袋の普及と同時に、紐止め式からボタン止め式へと足袋を留める方式は変化していった。 現在の足袋は「小鉤(こはぜ)」(甲馳、牙籤、甲鉤、骨板)と呼ばれる金属製の金具(ホック)を「受け糸」(または掛け糸)と呼ばれる糸のループに引っ掛けて留めるようになっているが、この方式は江戸後期から明治前期にかけて普及したものである。
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