足利義純 (戦国時代)とは? わかりやすく解説

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足利義純 (戦国時代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 03:03 UTC 版)

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足利義純
時代 戦国時代
生誕 不明
死没 天文7年10月7日1538年10月29日
改名 龍王丸(幼名)→義純
氏族 足利氏
父母 父:足利義明
兄弟 義純頼純、雪下等覚院某、
青岳尼里見義弘正室)、足利晴直(上杉憲寛)正室、旭山尼
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足利 義純(あしかが よしずみ)は、戦国時代武将

略歴

小弓公方足利義明の嫡男として誕生した。

天文7年(1538年)、第一次国府台合戦において父と共に出陣したが、北条氏綱に敗れ、父や叔父・基頼、その他多くの家臣たちと共に戦死した。小弓公方家は弟・頼純が継承した。

なお、幼名の「龍王丸」は、命名者義明が古河公方足利氏に対する自らの権力の正統性を主張したものとする見解がある(参考文献より)。「龍」の字は、その後も足利頼氏以下喜連川家で襲用された。佐藤博信は弟の頼純の自筆の署名が「頼淳」であったことから、義純も正しくは「義淳」であった可能性を指摘しているが、文献的な証拠は現時点では確認されていない[1]

脚注

  1. ^ 佐藤博信「戦国期の関東足利氏に関する考察」(所収:荒川善夫 他編『中世下野の権力と社会 中世東国論3』(岩田書院、2009年) ISBN 978-4-87294-561-4

参考文献

  • 佐藤博信『中世東国政治史論』(塙書房、2006年)ISBN 4827312079
    (第一部 補論三 足利龍王丸論ノート)



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