貴田宏一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/18 08:59 UTC 版)
貴田宏一 | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 岡山県 |
生年月日 | 1934年8月12日(90歳) |
身長 | 160cm |
体重 | 54kg(現役時) |
選手情報 | |
所属 | 岡山支部 |
登録番号 | 976 |
選手実績 | |
記念優勝 | 10 回 |
SG優勝 | 3 回 |
GI/PGI優勝 | 7 回 |
通算勝率 | 6.72 |
通算勝利 | 2648勝 |
主要獲得タイトル | |
貴田 宏一(きだ こういち、1934年8月12日 - )は、岡山県出身の元ボートレーサー。
来歴
1957年7月31日の第3回モーターボート記念競走(びわこ)[1]をレース史上最年少の22歳[2]で制し、四大特別競走・SG級レース初優勝を果たす。
1972年と1973年には戸田の周年記念を連覇し[3] [4]、1977年5月8日の第4回笹川賞競走(住之江)優勝戦ではインから加藤峻二と1マーク1対1の形に持ち込み2着[5]に入った。
1981年5月8日の第8回笹川賞競走(住之江)[6]でSG級3勝目を挙げる[7]。彦坂郁雄と吉田重義のフライング、3連覇に挑んだ中道善博、勝負師北原友次は準優勝戦で脱落して迎えた優勝戦で岡本義則・浅香登を抑え、46歳にしてまくり圧勝[8]を決める。1962年の第8回全国地区対抗競走(若松)以来18年8ヶ月ぶりの優勝[9]となり、松尾泰宏の17年7ヶ月ぶりを抜いた[10]ほか、2023年現在も破られていない。
思い切りのいいスタートで、フライングも多かったが名勝負の請負人でもあった[11]。
岩口昭三・井上利明と共に、平均スタートタイムが0.25という時代に0.17前後が普通であった[12]。
獲得タイトル
※太字は四大特別競走を含むSG級レース
- 1957年 - 第3回モーターボート記念競走(びわこ)
- 1962年 - 第8回全国地区対抗競走(若松)
- 1965年 - 福岡開設12周年記念競走
- 1966年 - 若松開設14周年記念競走、津開設14周年記念競走
- 1972年 - 戸田開設16周年記念競走
- 1973年 - 戸田開設17周年記念競走
- 1974年 - 丸亀開設22周年記念競走
- 1981年 - 第8回笹川賞競走(住之江)
脚注
- ^ “第3回モーターボート記念”. BOAT RACE オフィシャルウェブサイト. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “» 第63回ボートレースメモリアル(MB記念) エピソード1”. 株式会社エー・アンド・エー | A&a. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “【戸田プリムローズ】50年ぶり2人目の大会連覇へ!馬場貴也が気合い十分”. サンスポZBAT! (2023年6月6日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ “Road to THE GRAND PRIX:グランプリへの道 ピックアップレーサー”. www.boatrace-grandprix.jp. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “第4回笹川賞”. BOAT RACE オフィシャルウェブサイト. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “第8回笹川賞”. BOAT RACE オフィシャルウェブサイト. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『森泉宏一の実況天国』Vol.15”. 「Perfecta Navi(パーフェクタ・ナビ)」競輪・オートレース・自転車競技関連情報サイト. 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b “ボートレース大村 > ボートレース殿堂・マイスターリスト”. 2023年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月17日閲覧。
- ^ 中道善博『競艇選手心理の読み方 - 名人・善さんの競艇人生と歴戦の体験から読み解く舟券戦術』東邦出版、2006年2月1日、ISBN 4809405214、p34。
- ^ “濱野谷憲吾、優勝トピック | ボートレース(競艇)【マクール】”. 競艇マクール (2021年7月26日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ 貴田 宏一 (岡山) - ボートレース大村 > ボートレース殿堂・殿堂マイスター
- ^ “all.pdf - ボートレース大村”. 2024年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月17日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 貴田宏一のページへのリンク