豊原清明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 15:28 UTC 版)
豊原 清明(とよはら きよあき、1977年[1] - )は日本の詩人。兵庫県神戸市出身。
経歴
中学校時代不登校となり、児童詩教室に通う。1994年度、中野重治文学奨励賞受賞[1]。
1996年、児童詩教室にて書いた詩を中心とする32編を収めた詩集『夜の人工の木』で第1回中原中也賞受賞[1][2]。受賞時18歳であり、当詩集は私家版であった。
その後、個人詩誌『白黒目』を2005年から毎月発刊。「Lyric Jungle」「現代詩神戸」などの同人。また俳句も詠んでおり、朝日俳壇や『海程』に投句[3]。
著作
- 『夜の人工の木』青土社 1996年
- 『朝と昼のてんまつ』編集工房ノア 2000年
- 『時間の草』ふたば工房 2005年
- 『白い夏の死』ふたば工房 2021年
- 『荒磯海のシンとジン』人間社 2024年
出典
- ^ a b c 第1回中原中也賞が豊原清明さんの『夜の人工の木』に決定しました。 山口市ホームページ 2025年2月18日閲覧
- ^ デジタル大辞泉プラス. “夜の人工の木とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年2月18日閲覧。
- ^ “豊原清明の句”. 増殖する俳句歳時記. 2025年2月18日閲覧。
- 豊原清明のページへのリンク