谷岡成美
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/25 15:34 UTC 版)
獲得メダル | ||
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柔道 | ||
グランドスラム | ||
銀 | 2025 ドゥシャンベ | 63kg級 |
ワールドユニバーシティゲームズ | ||
金 | 2025 エッセン | 63kg級 |
谷岡 成美(たにおか なるみ、2002年11月8日 - )は、福岡県小郡市出身の日本の柔道選手。階級は63kg級[1][2]。
経歴
渋谷教育学園渋谷中学3年の時に全国中学校柔道大会の57㎏級で5位になった[3]。渋谷教育学園渋谷高校へ進むと、2年の時にインターハイ63㎏級で2位になった[4]。2021年に筑波大学へ進学すると、2年の時に全日本ジュニアで優勝、体重別団体で3位になった[5][6]。学生体重別では3年の時に3位、4年の時に優勝した[7]。2025年には日本エースサポートの所属となった。体重別は本来出場予定でなかったが堀川恵の代わりに出場すると、決勝でパーク24の山口葵良梨を技ありで破って、シニアの全国大会初優勝を飾った[2][8][9]。続く全日本選手権では3回戦で78㎏超級の選手である日体大4年の新井万央を3-0の判定で破るも、準々決勝で同じ63㎏級である環太平洋大学4年の石岡来望に袈裟固で敗れた[10]。グランドスラム・アスタナでは準決勝でリオデジャネイロオリンピック57㎏級金メダリストであるブラジルのラファエラ・シルバを有効で破るも、決勝でフランスのメルキア・オシュコルヌに反則負けを喫して2位だった[11][12]。ワールドユニバーシティゲームズでは準決勝まで全て一本勝ちすると、決勝ではパリオリンピック銅メダリストであるコソボのラウラ・ファズリウの棄権により優勝を果たした[13][14]。
戦績
- 2017年 - 全国中学校柔道大会 5位(57㎏級)
- 2019年 - インターハイ 2位
- 2022年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2022年 - 体重別団体 3位
- 2023年 - 学生体重別 3位
- 2024年 - 学生体重別 優勝
- 2025年 - 体重別 優勝
- 2025年 - 全日本選手権 5位
- 2025年 - グランドスラム・アスタナ 2位
- 2025年 - ワールドユニバーシティゲームズ 優勝
(出典JudoInside.com)
脚注
- ^ 強化選手
- ^ a b 【柔道全日本選抜体重別】女子63キロ級は谷岡成美が初優勝!補欠の立場でも「勝手に出るつもりで…」 スポーツニッポン 2025年4月7日
- ^ 全国中学校柔道大会
- ^ 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- ^ 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ^ 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ^ 全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ 20歳の新井道大が初優勝 田嶋剛希、太田彪雅がV3 選抜体重別/柔道 サンケイスポーツ 2025年4月6日
- ^ 2025年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 第40回皇后盃全日本女子柔道選手権大会
- ^ 五輪V2の永瀬貴規は2位 GSカザフスタン大会/柔道 サンケイスポーツ 2025年5月10日
- ^ Qazaqstan Barysy Grand Slam 2025
- ^ 谷岡成美、不戦勝で金メダル サンケイスポーツ 2025年7月25日
- ^ FISU World University Games 2025 Results
外部リンク
- 谷岡成美 - JudoInside.com のプロフィール
- 谷岡成美のページへのリンク