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谷口維紹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 02:04 UTC 版)

谷口 維紹
生誕 (1948-01-01) 1948年1月1日(77歳)
日本 和歌山県有田川町
国籍 日本
研究分野 免疫学腫瘍学
研究機関 東京大学
大阪大学
ニューヨーク大学
出身校 チューリッヒ大学
東京教育大学
主な業績 インターフェロン
主な受賞歴 ロベルト・コッホ賞(1991)
慶應医学賞(1997)
プロジェクト:人物伝
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谷口 維紹(たにぐち ただつぐ、1948年1月1日 - )は、日本の分子免疫学者。東京大学名誉教授。和歌山県出身。

免疫調節因子であるサイトカインとして初めてインターフェロン-β(IFN-beta)遺伝子を単離し、続いてインターロイキン2(IL-2)の遺伝子をも単離し、これらのサイトカインの構造を解明した。また、これらの遺伝子を用いて、臨床応用に向けたIFN-beta, IL-2の大量生産の基礎を確立した。インターフェロン遺伝子の発現を調節する転写因子群であるInterferon Regulatory Factors (IRFs)を発見し、それが免疫やがんの仕組みに関わっていることを明らかにした。

略歴

受賞・栄典

脚注

  1. ^ 朝日賞 1971-2000年度”. 朝日新聞社. 2022年8月29日閲覧。
  2. ^ 慶應医学賞 アーカイブ 2018年10月31日 - ウェイバックマシン
  3. ^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “谷口維紹とは”. コトバンク. 2023年6月23日閲覧。
  4. ^ 『官報』号外第250号、令和3年11月4日
  5. ^ 秋の叙勲受章者毎日新聞 2021/11/3 東京朝刊
  6. ^ 令和3年秋の叙勲 瑞宝重光章受章者”. 内閣府. 2023年1月10日閲覧。
  7. ^ “文化勲章に川淵三郎氏ら7人決まる、文化功労者は北大路欣也さんら20人に”. 朝日新聞. (2023年10月21日). https://www.asahi.com/articles/ASRBN53JHRBKUCVL04T.html 2023年10月21日閲覧。 

参考文献

  • 『日本人名大辞典』2009年、講談社
  • ラインハート・レンネバーグ『EURO版バイオテクノロジーの教科書 下巻』2014年、 講談社ブルーバックス

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