諏訪工場跡地の売却
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 01:04 UTC 版)
株式会社キッツマテリアルにバルブ事業を譲渡した旧・東洋バルヴ株式会社は、三井物産株式会社系列の「株式会社エヌビーアイ」に改称し、所有する諏訪工場跡地(面積約7万3000平方メートル)の売却をはかった。このうち約1万平方メートルについては旧・東洋バルヴ時代の2003年(平成15年)に地元諏訪市が買収。残る約6万3000平方メートルについては、民間への売却交渉が行われたが不調に終わった。 しかし、工場閉鎖後の2002年(平成14年)から毎年「諏訪圏工業メッセ」の会場として開かれていることなどから、諏訪地方精密工業の発祥の地としての意義を認めた諏訪市が、諏訪市土地開発公社を通じて2006年(平成18年)に約20億8000万円で買収した。諏訪市は市役所内に「旧東バル跡地活用プロジェクト」を設けて活用方法を検討している。
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