詞先とは? わかりやすく解説

し‐せん【詞先】

読み方:しせん

歌謡曲など、歌詞のある楽曲制作する際に、作曲より先に作詞を行うこと。⇔曲先


詞先

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 04:31 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

詞先(しせん)とは、楽曲制作において、作曲より先に作詞を行う手法のことである。演歌歌手シンガーソングライターの楽曲によく見られる。また合唱曲はその多くが既存の(とりわけ現代詩)作品に作曲する詞先方式をとっている。対義語曲先(きょくせん)という。これは、作曲を先に行い後から作詞を行う手法である。

詞先のメリットとしては、しっかりとしたテーマ性を持った表現をしやすいこと、飛躍した発想のメロディをときに作れること、ミュージカルなどポップスの枠組みを超えたジャンルの曲を作れること、アレンジに至るまで世界観の統一をしやすいことが挙げられる。逆にデメリットとしては、字数を合わせた作曲が難しいこと、散文的で音楽として響かない詞になりがちなことが挙げられる[1]

詞先型の主な音楽家

脚注

  1. ^ 大須賀淳『作りながらおぼえる作曲術入門』p21
  2. ^ 『詞先、曲先。』” (日本語). 田中公平のブログ My Quest for Beauty. 2021年7月3日閲覧。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「詞先」の関連用語

詞先のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



詞先のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの詞先 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS