記号接地問題とは? わかりやすく解説

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きごうせっち‐もんだい〔キガウセツチ‐〕【記号接地問題】

読み方:きごうせっちもんだい

人工知能において、実世界にある事物の名称と、コンピューター内部で扱う記号との結びつけに伴う問題シンボルグラウンディング問題

[補説] 人間は、「リンゴ」という文字列実物リンゴとの結びつき、さらに、切って皿に盛りつけリンゴや、リンゴ菓子リンゴジュースなどとの関係も理解できる。しかし、コンピューター内部記号処理では、「リンゴ」と「apple」という文字列容易に結びつけられるが、実物リンゴ結びつけることは困難である。つまり、コンピューター内部で扱う記号本質的な意味を与えることができるのか、記号事物どのように結びつけるのかという問題といえる


シンボルグラウンディング問題

(記号接地問題 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 01:54 UTC 版)

シンボルグラウンディング問題英語: Symbol grounding problem)または記号接地問題とは、記号システム内のシンボルがどのようにして実世界の意味と結びつけられるかという問題。スティーバン・ハーナッド英語版によって命名された。

関連項目

参考文献

土屋俊・中島秀之・中川裕志・橋田浩一・松原仁・大澤幸生・高間康史 編集 『AI事典 第2版』共立出版 ISBN 4-320-12063-9



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