親衛隊全国指導者個人幕僚部
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「親衛隊 (ナチス)」の記事における「親衛隊全国指導者個人幕僚部」の解説
親衛隊全国指導者個人幕僚部(Persönlicher Stab Reichsführer SS、略称Pers,Stab RfSS)は、1936年にカール・ヴォルフSS少将(当時。後に大将)の下にあった親衛隊司令部が改組されて誕生した。1939年に本部 (Hauptamt) に昇格している。親衛隊全国指導者ハインリヒ・ヒムラーの個人的な幕僚達で構成された部である。長官は一貫してカール・ヴォルフSS大将が務めた。ヴォルフはヒムラーとの関係を悪くして1943年にイタリアへ送られているが、親衛隊全国指導者個人幕僚部長官の地位は敗戦まで保持している。アーネンエルベや生命の泉協会などの親衛隊組織が親衛隊全国指導者個人幕僚部の傘下に置かれていた。親衛隊名誉指導者もこの部の下に配置されていた。
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