見よ、われらエルサレムに向かう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 14:50 UTC 版)
見よ、われらエルサレムに向かう(みよ、われらエルサレムにむかう、Sehet, wir gehn hinauf gen Jerusalem)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの教会カンタータ。BWV159番。
聖書箇所
ルカ18:31-43「イエス十二弟子を近づけて言ひたまふ『視よ、我らエルサレムに上る。人の子につき預言者たちによりて録されたる凡ての事は、成し遂げらるべし。人の子は異邦人に付され、嘲弄せられ、辱しめられ、唾せられん。彼等これを鞭うち、かつ殺さん。かくて彼は三日めに甦へるべし』弟子たち此等のことを一つだに悟らず、此の言かれらに隱れたれば、その言ひ給ひしことを知らざりき。」(文語訳聖書)
初演
内容
1.アリオーソとレチタティーボ
ルカ18:31 Christian Friedrich Henrici ハ短調
2.アリアとコラール
3.レチタティーボ
Christian Friedrich Henrici
4.アリア
Christian Friedrich Henrici ヨハネ19:30「完了した。」
5.コラール
パウロ・シュトックマンのコラール。ヨハネ受難曲のコラールでもある。
Jesu, deine Passion
Ist mir lauter Freude,
Deine Wunden, Kron und Hohn
Meines Herzens Weide;
Meine Seel auf Rosen geht,
Wenn ich dran gedenke,
In dem Himmel eine Stätt
Mir deswegen schenke.
参考文献
- The Cantatas of J. S. Bach: With Their Liberettos in German-english Parallel Text ISBN 0199297762
- 『バッハ事典』東京書籍
外部リンク
- 見よ、われらエルサレムに向かうのページへのリンク