西形彩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/16 04:29 UTC 版)
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西形 彩
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生誕 | 1984年10月17日(40歳) |
国籍 | 日本 |
受賞 | 2016年、栃木県伝統工芸士(史上最年少) |
西形 彩(にしかた あや、1984年〈昭和59年〉10月17日 - )は、日本の現代美術家、ポップアーティスト、染織画家、伝統工芸士。
以前はアーティスト名、西形 彩庵(にしかた さいあん)として活動していたが、現在は本名を使用している。
人物
にしかた染織工房を営む染織画家の父・西形行庵[1]と、洋裁師の母・西形敏子の次女として誕生[2]。
伝統工芸士である両親の元、幼少から手織り、手染め、手描きの伝統技法を学ぶ。白鴎大学足利高等学校を卒業後[1]、ニューヨーク・パリ・ロンドン・ベネチアに渡り、染織アートを研修。染織画家として才覚を発揮し、手染め・手描きといった伝統工芸を現代的に解釈しアパレルに取り入れた自身のヤングカジュアルブランド「-saian-彩庵」をスタート。若い女性が日本に古くから伝わる伝統工芸技術を元にビジネスを始めたとして、NHKをはじめ、各TV局より取材を受ける。
栃木県芸術祭美術展-洋画・彫塑・工芸にて連続入選。
2016年には栃木県伝統工芸士に史上最年少で認定される[3]。
伝統技法と現代的な感性を融合した色彩豊かな染織アートで、自らの作品制作を行うかたわら、イタリアを代表するファッションブランド「フェンディ」や、日本のスポーツファッションブランド「オニツカタイガー」をはじめ、数多くのファッションブランドとコラボレーションを行う。
またコラボレーションするジャンルはアパレルだけでなく、集合住宅のエントランス設計から企業のパッケージデザインに至るまで、国内外問わず様々な分野で活発な活動を展開している。
活動概略
- 2010年
- 2011年
- 第65回栃木県芸術祭美術展-洋画・彫塑・工芸にて入選。(2年連続)
- 2012年
- 第7回栃木5月の美術大賞展奨励賞受賞
- 第66回栃木県芸術祭美術展-洋画・彫塑・工芸にて入選。(3年連続)
- 2013年
- 第67回栃木県芸術祭美術展-洋画・彫塑・工芸にて入選。(4年連続)
- 2016年
- 2017年
- マーク・ジェイコブス Julie Verhoeven Shoes アーティストコラボ のメンバーに選出。
- 台北市で行われた「多彩日本 in 台湾」に参加。ライブペイントを実施。
- 2018年
- 新ブランド発表会 in Malaysia
- 賃貸マンション「フェルクルールプレスト都立大学」エントランスデザインを監修。
- 西洋菓子 鹿鳴館パッケージデザインを担当[2]。
- 2019年
- 2021年
- フランスアートフェア(ルーヴル美術館)出展。
- 2022年
- シンガポールアートフェア(シンガポール国立博物館)出展。
- 2023年
- フェンディ ブランドエキシビション 「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」アーティスト日本代表に選出[1]。
- 2024年1月31日
出演
テレビ
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 第60回日本レコード大賞(TBSテレビ)
- スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け公開記念特番「私とスター・ウォーズ」(アクションチャンネル)
- 2020年
- 2021年
- 魅せます!とちブラ~とちぎブランド・ぶらり~(とちぎテレビ)
ラジオ
脚注
出典
- ^ a b c d 染織画家の西形さん(足利出身)とちぎ未来大使に フェンディ展示会など活躍 下野新聞 2024年2月1日付記事
- ^ a b 西洋菓子 鹿鳴館の人気商品「GRACE DEW 恵みのしずく」 話題の伝統工芸士・西形彩庵さんとの期間限定コラボパッケージが登場 株式会社 源 吉兆庵ホールディングス 2018年10月15日付報道提供(PR TIMES)
- ^ フェンディ、ブランドエキシビション「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」展を東京・表参道で開催! フェンディジャパン 2023年4月19日付報道提供(PR TIMES)
- ^ 「オニツカタイガー」がアーティスト西形彩庵とコラボ、草木染めの糸などを使用した特別仕様に FASHIONSNAP 2019年1月17日付配信記事
- ^ 1月31日 西形 彩さんがとちぎ未来大使に就任しました 栃木県ホームページ 2025年3月23日閲覧
外部リンク
- 西形彩のページへのリンク