被付
- 悪事ノ発覚シタルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・京都府〕
- 刑事其他捜査係官ニ於テ、犯罪事実アルヲ感知サラレタル模様アルヲ云フ。〔第四類 言語動作〕
- 刑事其他捜査係官に於て、犯罪事実あるを感知さられたる摸様のあるを云ふ。〔犯罪語〕
- 気づかれることをいふ。気を除いて「づかれる」といつたのである。〔犯罪語〕
- 〔犯〕感ずかれるの略語。犯跡を感知されることに云ふ。
- 犯罪語にして気づかれること即ち刑事又は巡査等の係官に犯罪事実を感知されたる模様あるをいふ。例によつて気を除いて「づかれる」といつたのである。又づきともいふ、次条(※「ずき」)を見よ。
- 〔隠〕犯罪語。気附かれること。刑事や巡査などに犯罪事実を感知されることで、「気」を除いて「づかれる」と丈け云つたもの。「づき」ともいふ。
- 犯罪事実のあることを刑事などに探知された様子のあることをいふ。
- 見付けられた、気づかれたなどのことをいふ。
- 発見される。悪事が露見すること。凡て秘密にしてあることが発覚すること。「感づかれる」の略。「づき」ともいふ。
- 気付かれる。横浜 強窃盗犯仲間。
- 発覚。弘前 強窃盗犯仲間。
- 〔犯〕「気附かれる」の略で犯罪事実を感知されること。ただ「づき」ともいう。
- 気づかれる。〔掏摸〕
- 気づかれる、感づかれる。語頭省略。〔す〕
- ①気付かれる。②悪事が露見することをいう。
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