衛府太刀(えふのたち)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 16:50 UTC 版)
六衛府に使える武官が佩用した太刀。兵仗用の簡素なものと儀杖用の豪壮なものの二通りがあった。時代が下るにつれ細太刀と同一化される形で儀杖用のものだけが残り、兵杖用のものは後述の厳物造太刀や黒漆太刀へと発展、変化した。儀杖用のものは鍔が「唐鍔(からつば)」もしくは「分銅鍔」と呼ばれる独特の形状をしていることが特徴である。
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