蛮絵の袍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/20 06:57 UTC 版)
褐衣にはくまや唐獅子などの模様(外国系統の鳥獣を丸い形に図案化した文様)、いわゆる蛮絵で飾った様式があり、それを別名で蛮絵の袍と呼んだ。蛮絵は元来墨で摺って部分的に彩色を加えたものであったが、桃山時代の法隆寺所蔵品は全体が彩色され、近世にはいると刺繍が一般化した(河上繁樹説)。 蛮絵装束は舞楽装束としても使用し、各地の祭などの伝統行事や日本伝統芸能において、現在も着用されている。
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