蛇祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/04 03:19 UTC 版)
「倭文神社 (奈良市)」の記事における「蛇祭」の解説
例祭は蛇祭として知られる。麦藁で5メートルほどの大蛇を造り、街を練り歩いたのち境内に納める。御供も蛇型で、サトイモの茎で作られる。子供相撲が執り行われ、拝殿には1890年(明治23年)の相撲の絵馬が掲げられている。 1915年(大正4年)の神社調査書には、当時の祭礼の様子が次のように残されている。「当社例祭ニハ十二ノ人形ヲ作リ饌御供ノ上ニ差シ込ミ別ニ大炬ヲ作リテ神社境内ニ持チ込ミ神饌ノ供進終ルヤ直チニ大炬ニ火ヲ放チ之ヲ焼キ盡スノ式アリ傳説ニ云フ往昔大蛇アリテ人ニ害ヲ為スコト往々アリ李(理)源大師深ク之レヲ憐ミ大蛇ヲ打チ平ケ人々ヲシテ安全ナラシメラレタリト云フ」
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