薬疹の鑑別疾患
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 22:20 UTC 版)
鑑別としてあがるのはまずは急性ウイルス性発疹症でありEBウイルス、サイトメガロウイルス、HHV-6などが多い。抗体価やリンパ球中のCD4/CD8比などをみれば鑑別できる。しかし、ウイルス感染を証明できてもウイルス感染は薬疹の増悪因子でもあるので非常に難しい。他には天疱瘡、類天疱瘡といった水疱形成性疾患は水疱形成をする薬疹と鑑別が難しく、病理診断で区別を行う。ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群 (SSSS) も区別が必要だが成人では稀ということが除外に役にたつ。
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