蓮花寺 (大田区)とは? わかりやすく解説

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蓮花寺 (大田区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 00:41 UTC 版)

蓮花寺
所在地 東京都大田区西蒲田6-13-14
位置 北緯35度33分59.7秒 東経139度42分31.1秒 / 北緯35.566583度 東経139.708639度 / 35.566583; 139.708639座標: 北緯35度33分59.7秒 東経139度42分31.1秒 / 北緯35.566583度 東経139.708639度 / 35.566583; 139.708639
山号 福田山[1]
院号 蓮沼院
宗派 真言宗智山派
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 寛弘年間(1004年1012年[1]
開山 恵心僧都源信[1]
中興年 嘉禄康元年間(1225年1257年
中興 蓮沼法師[1]
札所等 玉川八十八ヶ所霊場70番札所、東海三十三観音霊場10番札所
文化財 十一面観世音菩薩立像(大田区指定有形文化財)
法人番号 3010805000307
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蓮花寺(れんげじ)は、東京都大田区にある真言宗智山派寺院

概要

寛弘年間(1004年1012年)、恵心僧都源信によって開山された。その後、嘉禄康元年間(1225年1257年)に蓮沼法師が中興した[2]

蓮沼法師は武蔵国荏原郡地頭で俗名を「荏原有治」といった。有治は趣味の狩りで鴛鴦を射殺した。その夜、の鴛鴦が恨み言をいう夢を見たので、翌日に狩りをした場所に行ってみると、雌の鴛鴦がそこで死んでいた。有治は鴛鴦のつがいの有様を見て菩提心を起こし、出家して当寺を中興したという[2]

天文年間(1532年1555年)に戦火に遭ったが、寺の建物に火が移らず、本尊十一面観世音菩薩を避難させることができた。避難後に火が移り、建物が焼失したことから「火除観音」として崇められるようになった[2]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c d 新編武蔵風土記稿 蓮沼村.
  2. ^ a b c 新倉善之 著『大田区史跡散歩 (東京史跡ガイド11)』学生社、1992年、91-92p

参考文献




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