著作権切れ百科事典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:58 UTC 版)
「インターネット百科事典」の記事における「著作権切れ百科事典」の解説
また著作権切れの百科事典のネット上での公開も行われている。ボランティアにより運営されているプロジェクト・グーテンベルクは、1995年、著作権切れでパブリックドメインになっていたブリタニカ百科事典第11版(1911年発行)のデジタル化に取り掛かった。商標権の問題からブリタニカの名は使えず、コンテンツ名を「グーテンベルク百科事典」 (Gutenberg Encyclopedia) としたが、第1巻のみの電子化で中断した。後の2002年に、別の LoveToKnow 1911 プロジェクトにより、文だけであるが全29巻が「1911 Encyclopedia Britannica」として公開された。他、著作権切れ百科事典としてデジタル化されてネット上で公開されたものとしてカトリック百科事典などがある。 著作権切れ百科事典については、2004年ごろから Google が図書館の書籍をスキャンしてデジタル化するプロジェクト(Google ブックス)を始めたことで、いくつもの百科事典がネット上で無料で閲覧可能かつ PDF としてダウンロード可能となりつつある。
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