莫大小会館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/02 13:16 UTC 版)
| 莫大小会館 | |
|---|---|
  | |
| 情報 | |
| 設計者 | 宗建築事務所 |
| 施工 | 大阪橋本組[1] |
| 建築主 | 大阪輸出莫大小工業組合 |
| 構造形式 | 鉄筋コンクリート造 |
| 敷地面積 | 747.59㎡（登記）[2] m² |
| 延床面積 | 2,420.39㎡（登記）[2] m² |
| 階数 | 当初3階・地下１階、現在4階 |
| 竣工 | 1929年（昭和4年） |
| 改築 | 1937年（昭和12年） |
| 所在地 | 北緯34度41分26.4秒 東経135度29分4.7秒 / 北緯34.690667度 東経135.484639度 |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 本店所在地 |  日本大阪府大阪市福島区福島3丁目1番39号 |
| 法人番号 | 8120001036627 |
| 特記事項：※本店住所は、2023年1月の移転前 | |
莫大小会館（めりやすかいかん）は、大阪府大阪市福島区福島にあった建築物。株式会社メリヤス会館[3]が所有・管理していた。
概要
1926年（大正15年）に設立された大阪輸出莫大小工業組合が、1924年（大正13年）に埋め立てられた曽根崎川の跡地を大阪市より譲り受け、宗兵蔵の宗建築事務所に設計を依頼して、1929年（昭和4年）に組合のビルを建築。1937年（昭和12年）のⅡ期工事で、西側平屋部分に2階と3階を増設。戦後、メリヤス会社の多くが戦災に遭い組合の存続が困難となり、株式会社メリヤス会館を設立して、テナントビルとなる。同社には1946年（昭和21年）8月に所有権が移転した[2]。3度目の増設で、3階部分に4階を増設している[4]。
2012年（平成24年）3月30日には大阪市都市景観資源に登録された[1]。
2022年（令和4年）7月31日をもって閉館となった。同年12月に、大阪市の不動産会社、都市環境開発株式会社が取得した[2]。なお、同社は隣地も同年6月に取得しており、合計で2,985㎡の土地となっている[2][5]。2023年に解体されて更地になった。今後はマンション建設予定。[6]。
交通アクセス
出典
- ^ a b 大阪市：福島区の都市景観資源（わがまちナイススポット） （…>都市景観>都市景観資源）
- ^ a b c d e 土地及び建物の不動産登記簿より。
- ^ 株式会社メリヤス会館の情報｜国税庁法人番号公表サイト
- ^ 『大阪人』Vol.64 2010年1月号
- ^ 【売買】大阪市福島区で土地3000m2を確保、都市環境開発 | 日経不動産マーケット情報 2023.08.29
- ^ 福島区の土地２４００平方㍍を取得／既存建物を近く解体／都市環境開発 | 建設ニュース 2023.04.17
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