荒神社_(高山市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 荒神社_(高山市)の意味・解説 

荒神社 (高山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 05:39 UTC 版)

荒神社
所在地 岐阜県高山市江名子町4946
位置 北緯36度7分14.7秒 東経137度17分25.3秒 / 北緯36.120750度 東経137.290361度 / 36.120750; 137.290361座標: 北緯36度7分14.7秒 東経137度17分25.3秒 / 北緯36.120750度 東経137.290361度 / 36.120750; 137.290361
主祭神 火結神 火之夜藝速男神 など
社格 式内社(論社)
例祭 閏年 1月7日前後
テンプレートを表示
荒神社

荒神社(こうじんじゃ)は岐阜県高山市江名子町にある神社である。「あらがみしゃ」「あらじんじゃ」とも呼称される。

飛騨国大野郡式内社、荏名神社の論社である。式内・荏名神社は同じ高山市江名子町の荏名神社とされているが、これは文化12年(1815年)、高山の国学者田中大秀が、江名子町の稲置(いなき)の森にあった子安大明神を、「荏名」が「胞衣」と解釈されたためだとして式内・荏名神社に比定したものである。現在も荒神社が荏名とする説が強い。

宮川の支流、江名子川の上流に位置する。江名子という地名が荏名から転じたという説がある。

創建時期は不明だが、かつては女人禁制の聖地であったという。

祭神

例祭

  • 4年に1度(閏年の1月7日前後の土・日曜日)に行われる祭り。あまざけ祭りともいう。
  • 元々は陰暦閏年の11月18日であったが、明治以降新暦になってからは閏年1月7日に変更された。現在の日程になったのは戦後である。
  • 甘酒と五穀餅(米、麦、大豆、栗、小豆)が参拝者にふるまわれる。
  • かつては、田んぼに注連縄を張り、焚火で飯を炊いてその場所で甘酒を仕込み、さめないようにして一夜その田んぼに置いて、翌朝甘酒の出来具合でその年の豊凶を占っていた。現在は上江名子公民館の前で甘酒を仕込む。

文化財

  • 荒神社の夫婦スギ(市指定天然記念物)[1]

交通

脚注

  1. ^ 荒神社の夫婦スギ”. 高山市. 2013年4月21日閲覧。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「荒神社_(高山市)」の関連用語

荒神社_(高山市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



荒神社_(高山市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの荒神社 (高山市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS