草野俊助とは? わかりやすく解説

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草野俊助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 09:26 UTC 版)

草野 俊助(くさの しゅんすけ、1874年明治7年)3月2日[1] - 1962年昭和37年)5月19日)は、日本植物学者病理学者である[2][3]。東京大学名誉教授[1]。理学博士[1]

経歴

福島県の生まれ[3][4]。草野孝信の長男[5]

東京帝国大学(現在の東京大学)卒業後[4]1925年(大正11年)に母校の同大学教授として活動する[2][注釈 1]。同大学勤務中は教鞭を執る傍ら主に菌類の研究に携わり[2][3]1933年(昭和8年)に壺状菌類の生活史に関する研究に携わったことで帝国学士院賞(東宮御成婚記念賞)を受賞し[3][4]、同院の会員となった[3]

また帝大に勤務中の1931年(昭和6年)には東京文理科大学(後の東京教育大学、現在の筑波大学)の教授としても活動し[3]1937年(昭和12年)の定年退官まで両大学教授を兼務する[3]。没後は佐藤玄々や今野源八郎[6]相馬恵胤と共に相馬市名誉市民に認定された[6]

人物

住所は東京都目黒区鷹番町[1]

家族・親族

草野家
  • 父・孝信(福島県士族[5]
  • 妻・1886年 - ?、東京、宮本央の長女)[5]
  • 息子、娘[5]
親戚
  • 妻の父・宮本央(東京府多額納税者、地家主、資産家)

脚注

注釈

  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典では卒業直後の1899年(明治32年)となっている。

出典

  1. ^ a b c d 『大衆人事録 第20版 東京篇』く334頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月13日閲覧。
  2. ^ a b c 草野俊助”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). 2024年2月4日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 草野俊助”. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典(ブリタニカ・ジャパン). 2024年2月4日閲覧。
  4. ^ a b c 草野 俊助”. 20世紀日本人名事典(日外アソシエーツ). 2024年2月4日閲覧。
  5. ^ a b c d 『人事興信録 第12版 上』ク30頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月13日閲覧。
  6. ^ a b 名誉市民”. 相馬市ホームページ. 2024年2月4日閲覧。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第12版 上』人事興信所、1940年。
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第20版 東京篇』帝国秘密探偵社、1958年。



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