若者と風呂屋のあんま
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「若者と風呂屋のあんま」の解説
バートン版「大臣の息子と風呂屋の女房(第584夜)」 東洋文庫版「浴場主とその妻の話(第584夜)」 腕のいい風呂屋のあんまが、大臣の若く美しい息子にマッサージをしていると、一物が榛の実ほど小さいのが見えた。大臣の息子に話すと、女をまだ知らないため大きくならないのだろうと言い、あんまに金を渡して女を世話して欲しいと言った。あんまは、小さ過ぎて安全だと思い、金を自分の物にし、自分の若くて美しい妻を風呂に連れて行った。大臣の息子の一物は、あんまの妻を見ると巨大になり、妻を貫いた。あんまの妻は、美しく逞しい大臣の息子に夢中になり、あんまと分かれた。あんまは絶望し自殺した。この話の教訓は、見た目で判断してはいけないということである。
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