舟歌_(ショパン)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 舟歌_(ショパン)の意味・解説 

舟歌 (ショパン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 00:06 UTC 版)

作品60『舟歌』
冒頭部分
ジャンル ピアノ独奏曲
作曲者 フレデリック・ショパン

舟歌』(ふなうた、Barcarole)嬰ヘ長調 作品60は、フレデリック・ショパン1846年に作曲・出版したピアノ独奏曲。シュトックハウゼン男爵夫人に献呈。

解説

嬰ヘ長調Allegretto三部形式

通常の舟歌無言歌集 (メンデルスゾーン)#第2巻 作品30にあるように2拍子系の8分の6拍子であるが、4拍子系の8分の12拍子である。ノクターンに近い曲想。
嬰ト短調嬰ハ長調-主調と調性不安定な和声進行で始まり[要出典]休止のあと主題が始まる。左手の特徴的なリズムの上に右手が3度や6度の和声で叙情的にメロディを演奏する。
中間部では一旦平行短調(嬰ヘ短調)で導入するが、対立や発展というより主部と同じ様な主題が転調反復される。イ長調の進行。しかし時に嬰ト長調変イ長調)のアルペッジョを取り入れて節目をつけている。
モノフォニー嬰ハ長調レチタティーヴォが現れ、音階進行とトリルの後、主題が左手オクターヴ奏法に乗って再現する。
最後は調性不安定な半音階の後に6度の和声で主調が回想され、下降音階が華々しく締めくくる。

外部リンク


「舟歌 (ショパン)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「舟歌_(ショパン)」の関連用語

舟歌_(ショパン)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



舟歌_(ショパン)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの舟歌 (ショパン) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS