自己査定における債務者区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:05 UTC 版)
「不良債権」の記事における「自己査定における債務者区分」の解説
金融庁が定めた「金融検査マニュアル」における区分は以下の通り。 貸出先説明区分破綻先法的・形式的な経営破綻(破産、会社更生法適用など)に陥っている貸付先 不良債権実質破綻先法的・形式的な経営破綻には陥っていないが、深刻な経営難の状態にあり、再建の見通しがないなど、実質的に経営破綻に陥っている貸付先 破綻懸念先経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、再建計画の進捗状況が芳しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が大きい貸付先 要注意先貸出条件に問題がある、債務の履行状況に問題がある、業況が低調ないし不安定な債務者、財務内容に問題があるなど、今後の管理に注意が必要な貸付先(いわゆる金融支援を受けている) 要管理先要注意先のうち、債務の履行を3か月以上延滞、または貸出条件の緩和を受けた貸付先 要管理先以外要注意先の貸付先のうち、要管理先以外の貸付先 正常債権正常先業績が良好で、財務内容にも問題がない優良な貸付先
※この「自己査定における債務者区分」の解説は、「不良債権」の解説の一部です。
「自己査定における債務者区分」を含む「不良債権」の記事については、「不良債権」の概要を参照ください。
- 自己査定における債務者区分のページへのリンク