脱感作療法
【概要】 ある物質にアレルギー症状を持っている場合、その物質に感作されているという。その物質を極めて少量から使って、徐々に量を増やすことにより、体が慣れるように工夫する方法を脱感作療法という。アレルギーは一種の抗体が作用しているが、抗体に対する抗体(blocking antibody)を作らせるというのが理論的な根拠となっている。
【詳しく】 HIV感染症ではST合剤に対するアレルギーが有名で、脱感作療法によって半数以上の患者が再度ST合剤を使えるようになる。ただしblocking antibodyが証明されたという話は聞いたことがない。
《参照》 ST合剤

「脱感作療法」の例文・使い方・用例・文例
- 脱感作療法という,病気の治療法
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