脈絡膜破裂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/05 01:49 UTC 版)
眼球が鈍的な外力を受け、眼球後極部の圧力が変化すると、黄斑部を中心とした部分のブルック膜(脈絡膜の最内層にある膜状構造。ブルッフ膜ともいう)を含む脈絡膜に断裂 rupture of choroid が起こる。脈絡膜出血は網膜下腔、網膜、硝子体内におよぶことが多く、出血吸収後は白色の線状もしくは弧状の瘢痕を生じる。脈絡膜断裂が黄斑もしくは視神経乳頭と黄斑の間に発生した場合には顕著な視力障害が認められる。
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