背側皮質視覚路
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/18 06:26 UTC 版)
背側皮質視覚路(はいそくひしつしかくろ、背側視覚路、背側ストリームとも。dorsal stream、dorsal pathway)は、霊長類の大脳における視覚野のうち、大脳の背側に位置する経路のこと。この経路は視覚対象が空間のどこにあるのかを理解する空間認識にかかわる(このため、where経路と呼ばれることもある)。腹側皮質視覚路(こちらは色や形の表象にかかわり、what経路と呼ばれる)とともに、皮質野の主経路のひとつである。
- ^ 大脳皮質視覚野における情報処理の概説2008年4月5日閲覧
- ^ 静止画で「動き」を見る2008年4月5日閲覧
- ^ 頭頂連合野の話2008年4月5日閲覧
- ^ Goodale MA, Milner AD (1992). “Separate visual pathways for perception and action”. Trends Neurosci. 15 (1): 20-5. PMID 1374953.
- ^ ベアー、コノーズ、パラディーソ (2007年). 神経科学 カラー版―脳の探求. 東京: 西村書店. ISBN 4890133569.
- 1 背側皮質視覚路とは
- 2 背側皮質視覚路の概要
- 3 参考文献
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