それはどこにあるのか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/18 06:26 UTC 版)
「背側皮質視覚路」の記事における「それはどこにあるのか」の解説
背側視覚路は後頭葉の最尾側から起こり、頭頂葉に向かう。視覚野としては、後頭葉一次視覚野 (V1) に始まり、V2、V3、側頭葉内側と頭頂葉の境界にあるMT野(V5野とも。middle temporal)、MST野(medial superior temporal)を通り、頭頂葉のIP野(VIP, LIPに分けられる)、7a野(ブロードマンの脳地図を参照)にいたる。LIPおよび7a野は頭頂連合野に含まれる。背側視覚路と腹側視覚路の神経細胞は、相互に連絡している。これらの諸研究について、グッデールとミルナーによる初期の重要な概説がある。 腹側視覚路と背側視覚路が相互連絡しているため、これらがどの程度まで分離しているのか、またそれがどのよ うな機能的意義を持っているのかについては、まだ神経科学の学会内でも同意がみられていない。
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