肝入りとは? わかりやすく解説

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きも‐いり【肝煎り/肝入り】

読み方:きもいり

双方の間を取りもって心を砕き世話を焼くこと。また、その人。「新聞社の—で30年ぶりの対面がかなう」

江戸幕府職名同職中の支配役・世話役高家肝煎寄合肝煎など。

江戸時代村役人をいう。庄屋(しょうや)・名主(なぬし)など。

奉公人遊女などを周旋すること。また、それを業とする人。

「—は道々うそを言ひ含め」〈川柳万句合


肝煎

(肝入り から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/14 01:48 UTC 版)

肝煎(きもいり)

  • 人の世話をしたり、二者の間を取り持ったりすること。いろいろと「肝を煎る」=「心を焦がす」=「神経を使う」ことが多いことが語源。転じて、人事や配役などを上司や監督などのたっての希望により特別に行うこと。「肝入り」とも書く。
  • 江戸幕府の職制で、同じ職掌中で支配役または世話役にあたる者を指した語。高家肝煎、寄合肝煎などが知られる。
    →「高家 (江戸時代)」および「旗本寄合席」を参照。
  • 江戸時代の村や町の代表者を指した語。庄屋、名主、町名主ともいった。
    →「庄屋」を参照。
  • 明治4年頃から明治6年までの日本海軍における官職で、軍艦・屯営内にて違反行為を警察させる者を指した語。
    →「下士官 (日本海軍)」および「伍長#明治初期の日本海軍」を参照。


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