肖像・銅像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 16:26 UTC 版)
世宗の肖像画は一切残っていない。現在一般に知られている肖像画は金基昶(1914年 - 2001年)が空想で描いたもので、この絵は1973年に国家標準肖像画に指定された。大韓民国の10000ウォン紙幣(朝鮮語版)にもこの肖像画が採用されている。2005年8月29日に発表された『親日人名辞典』予備リストに金基昶の名前が掲載されたことから、ハングル学会と世宗大王記念事業会などで構成されたハングル団体連合は国家標準肖像画の差し替えを要求した。 ソウル特別市の汝矣島、徳寿宮、光化門広場に銅像がある。特に光化門広場の銅像が有名だが、これは先述のように肖像画が現存しないため、冠岳山(朝鮮語版)にある兄・孝寧大君像と末裔である李錫の顔が参考とされたものである。
※この「肖像・銅像」の解説は、「世宗 (朝鮮王)」の解説の一部です。
「肖像・銅像」を含む「世宗 (朝鮮王)」の記事については、「世宗 (朝鮮王)」の概要を参照ください。
- 肖像・銅像のページへのリンク