聖カタリナの神秘の結婚 (ミケリーノ・ダ・ベソッツォ)とは? わかりやすく解説

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聖カタリナの神秘の結婚 (ミケリーノ・ダ・ベソッツォ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 13:43 UTC 版)

『聖カタリナの神秘の結婚』
イタリア語: Sposalizio mistico di santa Caterina
英語: Mystical Marriage of Saint Catherine
作者 ミケリーノ・ダ・ベソッツォ
製作年 1420年頃
種類 板上にテンペラ
寸法 78 cm × 58 cm (31 in × 23 in)
所蔵 シエナ国立美術館シエナ

聖カタリナの神秘の結婚』(せいカタリナのしんぴてきなけっこん、伊: Sposalizio mistico di santa Caterina)は、イタリア国際ゴシック様式の画家、ミケリーノ・モリナーリ・ダ・ベソッツォによる1420年頃の絵画である。イタリアのシエナにあるシエナ国立美術館に収蔵されている。

ミケリーノによる唯一の署名入り作品である。確実にミケリーノに帰属できる他の絵画は、ニューヨークメトロポリタン美術館に所蔵されている『聖母の結婚』のみである。

概要

本作は、聖母マリアに膝の上で抱かれている幼子イエス・キリストアレクサンドリアの聖カタリナと象徴としての神秘的な結婚をして、聖カタリナに指輪を差し出しているところを表している。聖カタリナは幼子の前にひざまずいて、広い毛皮で裏打ちされたバラ色のマントと金色の王冠を身に着けている。その長いブロンドの髪は、当時の貴族の女性のアトリビュートである。側面には洗礼者ヨハネ聖アントニウスがおり、聖アントニウスの典型的なアトリビュートである豚が足元にいる。

画家の署名、「Michelinus feci」が聖母のマントの下にある。聖人の名前はそれぞれの隣に書かれている。

参考文献




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