美咲凌介とは? わかりやすく解説

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美咲凌介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 04:41 UTC 版)

美咲 凌介(みさき りょうすけ、1961年 - )は、日本の小説家・コラムニスト福岡大学人文学部文化学科卒(WEBサイト「P+D MAGAZINE」参照)[1]

1998年に第4回フランス書院文庫新人賞を受賞し[1]フランス書院から官能小説・SM小説を発表。

主な作品

  • 美少女とM奴隷女教師(フランス書院文庫 1998年)
  • Sの放課後Mの教室(フランス書院文庫 1998年)
  • レイピストの学舎 女高校教師は教室で牝になる(フランス書院文庫 1999年)
  • 継母の魔性 女教師の淫性 そして少年は獣になった(フランス書院文庫 1999年)
  • 大学助教授美也子二十九歳 狂ったキャンパス(フランス書院文庫 2000年)
  • いとこ二十七歳と少年 美人社長淫魔地獄(フランス書院文庫 2001年)

以上の作品の概要はフランス書院公式サイトにて閲覧可能(2018年現在)。

作風およびその変遷

  • 上記6作品を通じて、いわゆるSM調教と呼ばれる場面が数多く描かれる。
  • 初期作品『美少女とM奴隷女教師』や『Sの放課後Mの教室』では、登場人物が暴力的な調教によって屈服する場面が多く描かれた。
  • 『レイピストの学舎 女高校教師は教室で牝になる』以降、暴力的な描写は徐々に減少し、心理的な支配・被支配関係を描く路線へと変化していった。
  • また、上記6作品全てに女性同士によるSM調教場面(いわゆるレズSM)がある。

2017年4月から2018年9月まで、小学館の運営するWEBサイト「P+D MAGAZINE」にて、コラム「SM小説家美咲凌介の名著・名作ねじれ読み」を連載していた[1]。このコラムは名著・名作と呼ばれる著作物をSM的な視点から読み解くという試みで、取り扱った「名著・名作」には以下のものがある。(WEBサイト「P+D MAGAZINE」参照)[2]

  • 第1回『赤毛のアン』(モンゴメリ)
  • 第2回『ラプンツェル』(グリム童話)
  • 第3回『トム・ソーヤーの冒険』(マーク・トウェイン)
  • 第4回『豆つぶの上に寝たお姫さま』(アンデルセン)
  • 第5回『イーリアス』(ホメロス)
  • 第6回『シャーロック・ホームズの冒険』(コナン・ドイル)
  • 第7回『歎異抄』
  • 第8回『浄土三部経』
  • 第9回『坊っちゃん』(夏目漱石)
  • 第10回『国家』(プラトン)

出典

関連項目




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