羊水検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/06 10:15 UTC 版)
羊水検査(ようすいけんさ)とは出生前診断の一種。妊娠子宮に長い注射針に似た針を刺して羊水を吸引すること(羊水穿刺)によって得られた羊水中の物質や羊水中の胎児細胞をもとに、染色体や遺伝子異常の有無を調べる。一般に妊娠16週以降の時期に実施される。羊水検査で診断できるのは染色体や遺伝子など特定の異常に限られており、全ての異常が発見できる訳ではない。
- ^ 平成13年度厚生科学研究 周産期遺伝カウンセリングシステム構築に関する研究 (分担研究者 左合 治彦)
- ^ a b 羊水検査、10年で倍増 出生前診断に関心高まる 日本経済新聞 2013/6/22 11:42
- ^ 母体血清マーカー検査 分かるのは先天異常の「可能性」 産経新聞 2012.06.21 東京朝刊 18頁 生活 写有 (全1,280字)
- ^ Eddleman KA et al: Pregnancy loss rates after midtrimester amniocentesis. Obstet Gynecol 2006;108:1067-72
- ^ Odibo AO et al: Revisiting the fetal loss rate after second-trimester genetic amniocentesis: a single center's 16-year experience. Obstet Gynecol 2008;111:589-95
- ^ 日本産科婦人科学会 倫理委員会『出生前に行われる検査および診断に関する見解』
- ^ ファアネス法律事務所「日本産科婦人科学会倫理審議会答申書 (諮問事項:着床前診断について)」に対する反論
- ^ 日本心理臨床学会 第19回大会研究発表集 『先端医療技術とカウンセリング』
- ^ “新型出生前診断、陽性の9割以上中絶 羊水検査で確定後”. 朝日新聞. (2013年11月22日) 2013年11月23日閲覧。
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