置き去り死
別表記:置きざり死、置去り死
「置き去り死」とは、主に「炎天下の車内に乳幼児や未就学児童あるいは高齢者などを残したまま長時間にわたり放置してしまって熱中症などで死亡させてしまうこと」の意味で報道機関がよく用いる表現である。
いわゆる置き去り死は、幼い子供や高齢者といった補助を必要とする人の存在がうっかり忘れられてしまうことに起因して生じる。夏場の直射日光に晒される閉め切った車内の温度は50~60度あるいは70度以上にも達するとされる。
車に子供が置き去りにされて死亡する事件は、毎夏のようにたびたび報道されている。とりわけパチンコ屋の駐車場に子供を置いて親が遊戯に興じている間に子供が死亡した(あるいは第3者が子供を見つけて間一髪で難を逃れた)というケースは多い。2020年代に入ってからは幼保の送迎バスに園児を置き去りにして死なせてしまう「バス置き去り死」事件が1度ならず発生している。
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