線 (細川俊夫)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 18:06 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動線 (せん、Sen)は日本の作曲家、細川俊夫が1984年から1993年にかけて作曲した様々な独奏楽器のための作品群である。
作品構成
線 I
線 I は、1984年に作曲されたフルートのための作品である[1]。演奏時間は約13分半。
作品は1985年6月30日に東京で甲斐道雄の演奏によって初演された[1]。
また作品は1986年に改訂され、改訂版の初演はイギリスのロンドンで、アルメイダ国際現代音楽祭の一環として、ピエール=イヴ・アルトーの演奏によって初演された[1]。
線 II
線 II は、1986年にサントリーホールの委嘱によって作曲されたチェロのための作品である[1]。演奏時間は約13分。
作品は1987年2月21日に東京で堤剛の演奏によって初演された[1]。
線 III
線 III は、1988年に高田和子の委嘱によって作曲された三弦のための作品である[2]。演奏時間は約9分。
作品は1989年4月8日に東京で高田和子の演奏によって初演された[2]。
線 IV
線 IV は、1990年に「メッツ国際現代音楽の出会い」の委嘱によって作曲されたオルガンのための作品である[1]。演奏時間は約12分。
作品は1990年11月17日にフランスのメッツで「メッツ国際現代音楽の出会い」の一環として、ジグモント・サットマリーの演奏によって初演された[1]。
線 V
線 V は、1991年にシュテファン・フッソングの委嘱によって作曲されたアコーディオンのための作品である[1]。演奏時間は約10分。
作品は1992年2月27日にドイツのヴィースバーデンでシュテファン・フッソングの演奏によって初演された[1]。
線 VI
線 VI は、1993年に中村功の委嘱によって作曲された打楽器のための作品である[1]。演奏時間は約12分。
は1993年9月24日にドイツのベルリンで、「ベルリン芸術週間」の一環として中村功によって初演された[1]。
脚注
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